FC2ブログ

マジでガチで

2020年05月30日 11:00

芝居を観て、
主人公の恋愛が成就しなかったからといって怒る観客はいない“はず”だ。

マジックを見て、
「この人は本物の魔法使いだ」と信じて見ている観客はいない“はず”だ。

プロレスを観て、
これは傷害事件だと思って警察に電話する人もいない“はず”なのだ。

しかし、本気(マジ)に受け取る人、本当(ガチ)だと思う人はいるのだ。


むかし、
或る実際に起こった通り魔事件をテレビドラマ化したときのことだが、
逮捕された犯人が体育館のような場所で犯行を再現させられる場面があった。

被害者役は女性警察官役の女優が行う設定だし、そもそも犯人だって俳優だ。

しかし、
通り魔の犯行場面で、被害者役を演じていた警察官役の女優が本気で泣き出し、
テレビ局には「本人(犯人)を出演させたのか?」という問い合わせがあったという。

そんなエピソードが話題となって、それ以後犯人役を演った俳優に注目が集まった。


事程左様に、
受け取り手にも、演じ手にもマジでガチだと一瞬でも思い込む人はいるのだ。

しかし、
マジでガチだと思ったとしても個人をネットで匿名で誹謗中傷していいワケがない。
また、国家権力や政治体制などを批判することとは、一線を画すべきだろう。

それは当たり前の事だから此処ではこれ以上言わないが、
それよりも、観客の側であれ演じている側であれマジでガチだと思う人が、
少なからずいるということをプロデュースする立場にある者は想定すべきだ。

台本や演出が有ろうが無かろうが“リアリティー”を売りにする場合は尚更だろう。


スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coachhide.blog73.fc2.com/tb.php/4253-e3f208c3
    この記事へのトラックバック


    最新記事