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李下に冠を正さず

2020年05月21日 11:02

こどもだった頃、学校帰りに近所の畑の柿や金柑を盗んで食ったことがある。

こどもだった頃、隣で養鶏をやっていた家に玉子を買いに行ったら、
台所に置いてあったかりんとうの袋が開いていたので、一つ摘まんで食べてしまったことがある。

これもれっきとした窃盗である。こども心に残った記憶なので忘れていない。
それよりも重い罪を犯しているかもしれないのだが、悪いと思っていないのか、覚えていない。


たまたま、わたしはマージャンができないのだが、パチンコや競馬はやったことがある。
違法か脱法かの違いはあれど、いずれも内容は博打である。

賭けマージャンが違法であることは昔から知られているが、
マージャンを賭けないでやっている人をわたしは知らない。

わたしだって清廉潔白な生き方をしているワケではないから、
駐車違反したこともあるし罰金を払ったこともあるが、検察官が賭けマージャンは駄目だろう。

お中元やお歳暮をいただくと風呂敷に包んで返しに行って丁寧に詫びていたという
検察官の妻の話がある。

買物に行くときに自転車を使うと不本意ながら駐輪できないときがあるから、
買物はいつも徒歩だったという検察官の妻の話もある。

多くの検察官は家族共々“李下に冠を正さず”という生き方をしているのだ。

検察官ではないが、戦後闇米を食べることを拒否して栄養失調で亡くなった判事がいた。
聖職者が神や仏の教えに殉じるが如く、法律家は法に殉じるつもりで生きているのだ。

「賭けマージャンくらいみんなやっているのだから辞職は重すぎる」という意見があるかもしれないが、
辞職では軽い。懲戒免職で送検が相応しいのである。




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