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花に嵐の

2020年03月29日 18:00

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天気予報のとおり、きょうは午前中から雪が降っている雑司が谷、
満開を迎えようとしていた桜の花の上に冷たい雪が積もっています。

思わず口を突いて出てしまった 「花に雪の喩えもあるぞ!」

口を突いたこのフレーズ、元は「花に“嵐”の喩えもあるぞ」で、
唐の于 武陵(う ぶりょう)という人が書いた「勧酒」という詩です。
「燗酒」じゃありません「勧酒」です。

井伏鱒二さんの訳詩が有名です。

花に嵐の

人生は、いずれ別れのときもあるだろうが、
お互いに此の世で出逢えたことを歓んで、
いまこうして共に飲んでいる酒を大いに愉しもう。

このように、
「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と云っても悲観的ではなく大らかな詩です。


しかし、
外出したり、人と逢ったりすることは控えなければならないので夫婦で「勧酒」です。

勧酒
 三浦家に集まって飲む、左から永井龍男徳川夢声朝倉文夫井伏鱒二の各氏(昭和33年)


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