FC2ブログ

誓い

2019年11月26日 14:45

主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみがあるところに愛を、
いさかいがあるところにゆるしを、
疑いのあるところに信仰を、
絶望があるところに希望を、
闇に光を、
悲しみあるところに喜びをもたらすものとしてください。

記憶にとどめるこの場所、
それはわたしたちをハッとさせ、無関心でいることを許さないだけでなく、
神にもっと信頼を寄せるよう促してくれます。
また、わたしたちが真の平和の道具となって働くよう勧めてくれています。
過去と同じ過ちを犯さないためにも勧めているのです。

皆さんとご家族、そして、全国民が、
繁栄と社会の和の恵みを享受できますようお祈りいたします。
(ローマ教皇庁が発表した長崎での教皇の演説の一部)



ローマ教皇フランシスコがバチカンに帰って行った。

長崎と広島で発せられたローマ教皇フランシスコの演説は、
踏み込んでいたし、具体的だったし、なによりも力強かった。

だが、
「神も仏もいないのか!」と叫びたかったであろう人々が死んでいった土地で、
“神への信頼を促してくれる”とおっしゃられても、素直に同意できないし、
報道も含めて、教皇を迎える側が殊更感動的に扱うことに違和感を覚えた。

教皇の訪日は確かに歴史的なことだし、影響にも大いに期待したい。
なにより、教皇に対する悪意などあるはずもない。

しかし、
むかし、カタカナで表されるヒロシマ・ナガサキの被ばく者の手記を基に、
朗読劇「この子たちの夏」を創った演出家が、わたしに言ったことがある。

「日本全国で何年もの間上演してきたけれど、核兵器は一発も減らなかったんだよね」
わたしは、その作品の元・制作者として、この言葉の意味を噛みしめている。


昨日の夜、教皇を迎えて総理が会談した。

総理は、
「日本とバチカンは平和、『核なき世界の実現』、貧困の撲滅、
そして、人権や環境などを重視するパートナーだ。
今回の訪日を契機としてバチカンとの協力をさらに拡大していきたい」と述べ、

教皇は、今後、両国の協力を一層強化していきたいという意向を示した。

また、総理は、
「日本は唯一の戦争被爆国として国際社会の取り組みを主導していく使命を有している。
非核三原則を堅持して被爆の実相への理解を促進し、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、
『核兵器のない世界』の実現に向け粘り強く尽力していく」と述べたのだそうだ。

どの口が言うのかと思うが、
今回のことが、具体的に核兵器を減らすことに繋がってほしいと切に思う。
そして、それはわたし自身になにができるかも含めて誓わなくてはならない。

あたらめて、
「焼き場に立つ少年」という写真を見てみよう。

彼らの前で、なにが誓えるか。

焼き場に立つ少年

スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coachhide.blog73.fc2.com/tb.php/4057-9309075e
    この記事へのトラックバック


    最新記事