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金木犀の想い出

2019年10月23日 13:00

金木犀

まだ、金木犀の香りが風に乗って漂っています。

その金木犀の香りで想い出すことがあります。

むかし、
息子が毎日自転車の後ろにまご娘を乗せて幼稚園に送っていた頃、
金木犀の樹の傍を通ってくれとまご娘にせがまれると云っていたことをです。

香りは想い出に直結します。

このように、
特定の香りと結びついている記憶や感情がよみがえることを、プルースト効果と言います。

人間にとって臭覚の記憶は強く脳内に残されるようです。

直近の具体的な記憶は海馬というところに蓄積されますが、
やがて2年ほど経つと抽象的な記憶となって大脳皮質に蓄積します。
そのとき、臭覚の記憶も大脳皮質にファイルされるのだそうです。

やがて時が経って、その香りを嗅ぐと、
その刺激によって、その香りと結びついた記憶が即座に引き出されるというワケです。

2年間以内の記憶ならば海馬から引き出される具体的な記憶でしょうし、
2年以上経つと、大脳皮質から引き出された抽象的な記憶としてでしょう。

ですから、
金木犀とまご娘の想い出は、大脳皮質の記憶から引き出されたものです。

息子も、先日金木犀の記事をブログに記していました。
まご娘も、いまごろ幼稚園のことを想い出しているでしょうか?


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