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蟲のこゑ

2019年09月07日 19:07

文部省唱歌「蟲のこゑ(虫のこえ)」

あれ松蟲が鳴いてゐる。
 ちんちろちんちろ ちんちろりん。
あれ鈴蟲も鳴き出した。
 りんりんりんりん りいんりん。
あきの夜長を鳴き通す
 あゝおもしろい蟲のこゑ。

きりきりきりきり きりぎりす。
 がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。
あとから馬おひおひついて
 ちよんちよんちよんちよん すいっちょん。
秋の夜長を鳴き通す
 あゝおもしろい蟲のこゑ。

これは秋の虫のことを唄った歌ですが、
東京でも、この時季になると虫の音が聴こえてきます。

スズムシマツムシクツワムシ
キリギリスというのはコオロギのことです。
スイッチョと鳴くのはウマオイのことですが、
これ以外にもカンタンの鳴くこえが聴こえることもあります。

ことほど左様に、
我々は「虫のこえ」とか「虫の音(ね)」と表現をしますが、
これらは、物理的には虫が翅( はね)を摺り合わして鳴らす音(おと)であって、
鳴いているワケではありませんよね。

しかし、唱歌「蟲のこゑ」に唄われるように、
「ちんちろりん」とか、「りいんりん」などというオノマトペで表されますが、
擬音語」ではなく、「擬声語」として分類されます。

我々にとっては、虫の音は「むしのね」「虫の鳴き声」であって「おと」ではありません。
その我々とは誰か?それは、日本人及び日本語を使う人たちのことです。

海外のほとんどの国の人々には、虫の鳴き声は聞えないのだそうです。
聞えても、それは雑音として聞かれているということです。

日本人の脳及び日本語の脳では、
言語も喜怒哀楽を表す声も、虫の音(ね)や動物の鳴き声も、波の音や川の流れる音、
風の音や雨音も「左脳」で聴いているのだそうですから、それらの「こえ」や「ね」からも、
何らかのメッセージを受け取ることができるのでしょう。

案外、
ノンバーバルな気持ちを「忖度」、「斟酌」できることと、関係があるのかもしれませんよね。


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