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拝謁記

2019年08月21日 03:28

拝謁記

初代宮内庁長官【1949年(昭和24年)6月1日 - 1953年(昭和28年)12月16日】を務めた
田島道治氏が昭和天皇との会話を書き留めた「拝謁記」と記された手帳やノート18冊が公開された。

この資料を公開したのは田島道治氏の遺族から提供を受けたNHKである。
NHKは資料を基にNHKスペシャル「昭和天皇は何を語ったのか~初公開・秘録 拝謁記」を放送した。

8月17日の本放送は見逃したが、きょう未明の再放送を観ることができた。
番組は「日本国との平和条約サンフランシスコ条約)」により日本の独立回復を祝う式典での
昭和天皇の「お言葉」をめぐる昭和天皇田島道治氏と吉田茂総理の「文言」のやりとりを主に、
昭和天皇の戦争への後悔と反省”、“日本国憲法象徴としての天皇”、に焦点を当てた。

それにしても、
何故、このタイミングなのか?
令和の時代になったからなのか?
憲法九条改正が俎上に載ることが見えてきた今だからか?

歴史に「たら・れば・もし」は無いが、
あの式典の「お言葉」の中に昭和天皇が望んだ「先の大戦に対する“反省”」が語られていたら、
昭和天皇はどうなっていたか?現代日本人のアイデンティティはどうなっていただろうか?

しかし、歴史的結果は、
“反省に言及しなかった天皇と日本人”は、アメリカから押し付けられた憲法だからという理由で、
アメリカの戦争に参加しないで済んだワケだし、日本はアメリカに護ってもらえる安全保障を得た。
そのかわり、いまだにアジア諸国から批判を受けているし、有ったことを無かったという輩もいる。

ところで、
亡くなる直前、田島道治氏は「拝謁記」を焼こうとしたところを、ご子息がそれを止めたのだそうだ。

いまは、よくぞお止めくださったとしか申し上げようがない。
なにが得か損か、正しいか間違っているか、その時その時代で判断があったのだろうが、
わたしたち日本人が再び考える機会を失うところだったからだ。

それにしても、いまごろ公開されるというのは・・・。




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