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いてるだけでオッケー!

2019年07月25日 17:59

昨夜、東京都北区の公園で認知症を患っていた85歳の女性を、
同居していた75歳の男性が首を絞めて殺害したという報道があった。
報道では、老々介護に疲れた上での犯行だと自供しているらしい。

昨夜は、
ETV特集「親亡きあと 我が子は…~知的・精神障害者 家族の願い~」
という番組を観た。

義理の弟が長年働き活動している大府福祉会の様子も採り上げていたからだ。

「私たちがいなくなったら、この子はどうなるの…。」
親亡きあとを心配する、数多くの障がい者とその家族。

どうすれば安心して親がこの世を去ることできるのか、
そして重い障がいのある人が地域で自立して生きていくためには、何が必要なのか。
番組では、さまざまな状況にある障がい者と家族の日々に密着していた。

息子のために自ら動き始めた両親、社会に実状を訴え続ける母親…。
我が子には地域で幸せに生きてほしいと願う、家族の物語。

重度の障がいを負った人たちの自立と経済的安定、そのご家族の負担軽減。
戦争を放棄した国が買う戦闘機代で、いったい幾つのグループホームが建つか。
どれだけ手厚い介護・看護・サポート体制が構築できるか、自明の理だ。

弱い者たちが弱い者たちを支えている社会はおかしい。
だから、弱い者たちも強くなろうとしている。

折しも、先日の参議院議員選挙でれいわ新選組から
比例区特定枠で出馬した舩後靖彦さんと木村英子さんが初当選した。

舩後靖彦さんは、筋萎縮性側索硬化症 (ALS)の患者である。
木村英子さんは、0歳の時の事故で重度の身体障がいを持つ脳性麻痺と診断されている。

だが、舩後さんは、
看護・介護サービス事業会社の経営者で、サービス付高齢者向け住宅の名誉施設長だ。

木村さんも、
東京都多摩市で「自立ステーションつばさ」を設立し、障害者運動、自立支援に携わっている。

思えば、
「意思の疎通ができない者、生産能力のない者は生きる価値がない」といった動機で、
19人を刺殺し26人に重軽傷を負わせた知的障がい者福祉施設「津久井やまゆり園」の、
相模原障がい者施設殺傷事件が起きたのは3年前の明日26日未明のことだった。

障がいがあっても自立し個性を発揮し強くなった人たちもいる。
だけど、人間に“生産性”や“役立つ”ことだけを求め、障がい者は不要だとする考え方は、
本当にこの犯人固有のものなのだろうか?

人は、存在するだけでオッケーちゃうのん?


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