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殺人狂時代

2019年05月28日 18:07

殺人狂時代

また理不尽な無差別殺傷事件が起きた。


加害者が、罪を償うことも事情を明かすこともせず、
自死したことに虚しさを覚えるが、
加害者にばかり焦点が当たるなかで、
殺された人たちとそのご家族の絶望と悲しみ、
被害に遭われた人々の恐怖と身体の傷と心の傷に心を寄せたい。

但し、
きょうは別の視点からブログを記したいと思う。


来日している某国大統領が、
総理と自衛隊の護衛艦に乗船し、訓示の中で登戸の事件に言及して、
「全ての米国民は日本と被害者の皆さんと共にあり、被害者家族と悲しんでいる」
と哀悼の意を表明した。

某国の大統領が自衛隊の艦船に乗船したのは初めてだそうだが、
乗船した鑑は自衛隊最大の護衛艦だが、事実上空母に改修される。

日本は、
F-35という150億円もする戦闘機を某国から42機購入していて、
某国大統領に更に105機追加購入することを約束したのだそうな。

これまで、少なくとも専守防衛に徹していたはずの自衛隊が、
先制攻撃を目的とするとされている空母を保持し、
その空母に攻撃機であるF-35を艦載するのだとすれば、
その“護衛艦”に大統領と総理が共に乘って訓示を垂れたことの意味は革命的だ。

いまだに、軍事力を使って国際間の紛争抑止になると信じている人間の業は、
やられたらやり返すことを正義とする考え方から成り立っている。

個人的には、誰でも自分の愛する者がやられたら、やり返したいと考えるかもしれないが、
我が国は、その考え方を捨てたのだ。

その考え方に同調するのは、その時点で日本国憲法に対する背信行為だ。

それが総理の日本国憲法への背信行為だろうがなんだろうが、
某国大統領にとっては2兆円を超える手土産を持って帰ることになるのだから、
日本国内でどんな混乱が起きようが知ったこっちゃないだろう。


チャールズ・チャップリンが、
製作・監督・脚本・主演をつとめた1947年のアメリカ映画「殺人狂時代

その映画のなかで主人公が語る有名なセリフ。

One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify.
(一人殺せば犯罪者、百万人の殺害は英雄を生む。数が殺人を神聖化する)

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