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平成

2019年04月30日 17:30

新緑

今日で、平成という時代が終わる。


平成という30年間を考えるとき、
身近では、わたしたち夫婦の父と母が亡くなり、
多くの親類の人たち、恩師・友人・知人を見送った。

また、
「未曾有」という形容がなされるほどの
大災害がつづいた時代でもあった。

あってはならない、原発事故も起きた。

未だに、
原発事故の影響や災害復興の進捗状況から、
困難な避難生活をつづけている人も多い。

社会では、
小さな子供や女性を含む見境のない殺生事件、
傷害事件、若年者による殺人事件も目立った。

“戦争のない日本”というキーワードを外せば、
世界中に戦争はあったし、テロリズムの恐怖時代でもあった。

そして、
他国によって拉致された日本人たちも還されてはいない。

昭和から平成の30年間が経っても、沖縄の負担はつづいている。


今回、今上陛下の退位によって行われる改元だが、
陛下は、昭和の時代の総括と慰霊と国民に寄り添うことを、
全身全霊をもって使命とされてきた30年間ではなかったか。

昭和天皇の時代の総括という日本人が怠っていたことを、
慰霊という形で“反省と謝罪”のお気持ちを率先して表され、
戦火を交えた国々の人々や戦禍に遭った人々、戦没者遺族を、
出来る限りお慰めしてこられた。

そのお立場はあろうが、
一人の人間、一組のご夫婦の生き方として尊敬を禁じ得ない。

情緒的だと言われる向きもあるだろうが、
本来、天皇・皇室という存在は日本人の心の拠りどころであり、
法律・政治・機関・憲法・論理などで縛ることはできない存在だ。

人権という観点から天皇制についての意見はあるが、
わたしは、「天皇はいなくてもいい」とは思っていない。

本来、一人ひとりの日本人たちがやるべきだったこと、
やれなかったことを、代わりに体現し行動してくださる、
そういった“象徴”としての天皇の存在が日本人にとって、
如何に大きな意味があることなのかを考えさせられた。


この先は、今上天皇皇后両陛下のご安寧を願い、
来る令和の時代は、次期天皇皇后両陛下のご負担が軽い、
真の意味で平和な世界を、わたしたち自らが創るべきだろう。

平成という時代は、
子どもたちが育ち、伴侶を得て孫たちを授かった時代でもあった。

新緑の季節だ。新しい時代を迎えるに相応しい。

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