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“正義”の話

2018年07月26日 17:23

オウム真理教による一連の事件で死刑が確定していた、
松本智津夫と幹部6名の刑が6日に執行されたのにつづいて、きょうまた6名の刑が執行されたようです。

松本智津夫(麻原彰晃)とその弟子たちは、
「力で良い世界をつくるタントラ・ヴァジラヤーナの世界。オウムは、そのヴァジラヤーナのプロセスに入った」
そう言って、大規模な無差別テロを行って多くの死者と重軽傷者を出し、人々を恐怖に陥らせました。

それが、オウム真理教信者の使命であるという、彼らの“正義”のための行動だったのかもしれません。


ことほど左様に、“正義”というヤツは、ときに自分勝手で厄介で大胆で恐ろしいものであります。


昭和23年7月13日に公布され、昭和23年9月11日に施行された
優生保護法」第1章総則(この法律の目的)第一条に、こうあります。

この法律は、
優生上の見地から不良な子孫の出生を防止するとともに、母性の生命健康を保護することを目的とする。


つまり、
「優生上の見地」から「不良な子孫の出生を防止」することと「母性の生命健康を保護」することが「目的」、
そのまんまですが、「優性上の見地」ってなんですか? 「不良な子孫」ってなんですか?

その優生保護法下で知的障害、精神疾患、遺伝性疾患を理由に本人の同意なしに強制不妊手術を受けた方は、
少なくとも全国で1万6,500人いらっしゃるのだそうです。

そのうちの何人かが、「旧優生保護法は子どもを産むことの自己決定権を奪い、違憲だ」として国を訴えました。
国は違憲性には触れず「救済立法しなかったのは違法ではない」と主張しています。
政府は「当時全会一致で成立した法律を今になって違憲だったとは言えない」としています。

これも一つの“正義”の話であります。


さて、
子供をつくらないLGBTには“生産性”がないので行政が支援する必要はない」と言う議員がいます。

「多様性を受け容れる社会を目指す」と謳う党の方針とも逆行する議員個人の無知と偏見に満ちた意見ですが、
これもまた、この議員独自の“正義”なのかもしれません。

それよりも、“生産性のない議員を増やす”議員定数の改正公職選挙法こそ“必要ない”と思いますがね。


そして、
相模原の知的障がい者福祉施設の入所者19人を刺殺し入所者と職員26人に重軽傷を負わせるという、
大量殺戮事件から、きょうで2年が経ちました。

この被告は、いまだにその犯行の“正義”を主張しているようです。





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