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うらみ事

2018年03月26日 17:59

老け

一昨日の恩師を偲ぶ会を過ぎて、
昨日は恩師とのエピソードを一つ記しました。

きょうは、もう一つ記そうと思います。

それは、うらみ事であります。

老け役

さて、
わたしたちの母校の演劇科は、
短期大学ですから、2年間で卒業します。

しかし、
更に学びたい人は専攻科に進学します。
専攻科も2年間ですから、わたしは4年間学びました。

その4年間で、
実技発表会や公開テストなど、表現する機会が多々ありましたが、
しかし、演劇公演となると、そう多くはありませんでした。

専攻科のときに年3回の演劇公演がありましたが、
1年生のときにはありませんでしたし、2年生のときでも、
卒業公演を入れて2回程度でした。

その数少ない公演の機会に、役に恵まれるかどうかは、
50人の仲間と競合するなかで重要なことでありました。

さて、
4年目に初めて恩師の演出で公演することになりました。

作品は、ご存知シェイクスピアの「夏の夜の夢」、
二組の若い男女が織り成す青春喜劇であります。

わたしは、その公演の前の3年間、
どういうワケか解りませんが、老け役ばかりやっていました。

どんな役でも勉強ですから、それもいいのですが、
ここらで一発若い役をやってみたいと思っておりました。

そこで、恩師に直談判することにしました。
これまでどれだけ老け役ばかりを演ってきたかを切々と語り、
今回は、恋人たちでなくてもよいから老け役以外の役をつけて欲しい、
そう懇願したのでした。

夏の夜の夢

ところがフタを開けてみたら、
二役が割り当てられましたが、どちらも老け役なのでした。

一つの役はクインスという大工で職人のリーダーの役、
もう一つの役は、スターヴリングという仕立て屋の職人で、
劇中劇で「月の明かり」を演じました。

それも只の老け役ではなくて、
二役ともハゲかつらを被らせるというではありませんか。

しかも、
その姿で踊るというのでした。

もはや、恩師にからかわれているとしか思えなくなっていたのでした。

結局、
4年間で7公演あったのですが、
若者を演じたことがなかったというよりは、老け役専門だったワケです。

踊ってる

しかし、
もはや、うらみ事を云う先生もいなくなっちゃいましたケド・・・。



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