2018年02月13日 20:01

今朝の情報番組で、「きょうは“苗字の日”」だと言っていました。
明治政府が1875年(明治8年)2月13日に、
「平民苗字必称義務令」を出したことに由来するのだそうです。
ところが調べてみると、「苗字(名字)の日」は年に2回あります。
9月19日も「苗字の日」ですが、
これは1870年(明治3年)9月19日に出された「平民名字許可令」に由来します。
この法令によって、
貴族や武士だけではなく平民も苗字を名乗ることが“許可”されました。
しかし、いくら“許可”されても、
当時の人々にとっては、苗字を名乗らなくても不便はなかったのでしょう。
苗字は普及しなかったようです。
そこで、国民の戸籍を整備して日本の近代化を目指す明治政府は、
1875年(明治8年)2月13日に「平民苗字必称義務令」を出したのでした。
苗字を“義務”としてすべての国民に強制的に名乗らせたのでした。
これが、2月13日の「苗字の日」の由来です。
因みに、「三浦」という苗字は、全国第48位で297,000人いるそうですが、
北海道と東北と、大分に多いようです。
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