故郷(ふるさと)

2017年09月24日 21:00

横瀬の橋

わたしの父は、
歌を歌わない人でしたが、それでも一度だけ歌を聴いた記憶があります。

みかんの収穫を祝って、収穫作業を担ってくださった人たちを慰労する宴席に、
カラオケの器械が置いてあって、一曲歌ってほしいと望まれて歌ったのでした。

それは、「故郷(ふるさと)」でしたが、
完全にテンポが外れてしまって、カラオケの意味を成さなくなっていたのですが、
父の思い入れタップリの歌が、印象に残ったのでした。

兵隊になったときも、興津の試験場で勉強していたときも、
浜松の三方原台地に入植して、開拓者になったときも、
日々みかん園の労働をしていたときも、心のなかで口ずさんでいた歌なのでしょう。

横瀬の町

その父の故郷の写真を、従妹が送ってくれました。
秋のお彼岸で、従妹がお墓参りに行ったときの写真であります。

病床の父に、その写真を見せて、「故郷」を聴かせました。


うさぎ追いし かの山
小鮒釣りし かの川
夢は今も めぐりて、
忘れがたき ふるさと

如何に在ます 父母
つつがなしや 友がき
雨に風に つけても
思い出ずる ふるさと

志を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと


鹿背山神社の鳥居
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