百貨店という恐竜

2017年07月20日 18:30

オリジナルの贈答品を作り、名簿を渡して発送してもらいたいと思って、
先日、或るデパートの担当者を呼んで相談しました。

しかし、
他の既成商品を薦められるわ、オリジナル商品を入れる箱がないと言われるわ、
対応がむずかしいわで、自分でメーカーを探し、作って発送してもらうことにしました。

オリジナルといっても、巷にはいくらでもあるような品物です。
デパートだと、なぜ対応できないのでしょう?


そもそも、
デパートは、百貨店と言っていた時代がありました。

“ゆりかご”から“墓場”まで、なんでも売っている“百貨”の店、
それが“百貨店”、そう謂われたことがありました。

日本では1904年に三越呉服店(越後屋)が、
デパートメントストア宣言をしたのがデパートの始まりだと謂われています。

以来、
百貨店は、それぞれの時代の消費をリードしてきました。
日本では、高度経済成長を経て人々の生活が豊かになる一方で、
華やかなファッション、高級商品、素材の優れた物、趣味の良い物など、
人々の消費意欲をそそる商品が次々に並び、消費されたのでした。

しかし、いまでは、
大手量販店やディスカウントショップやインターネットの無店舗販売など
様々な流通形態が登場する中で、百貨店業界も生き残りを懸けています。


そんな時代に、
“オリジナル商品を作って発送することくらい”
の事に対応できなくて生き残れるでしょうか?

生き残れるとしたら、差別化を図るということでしょう。

買い物を演出する。ライフスタイルを提案する。
豊富な品揃えと、多様な商品を提供する。
様々なニーズに対応できる仕組みづくりをする。
いろいろあります。

デパートは、
店舗もシステムも巨大になりすぎたのでしょうか?
それでは、大きくなりすぎて絶滅した恐竜のようなものです。

三越の前身である越後屋は、掛け売りが当たり前であった時代に
“現金掛け値なし”という画期的な販売方法を考案し、現金商売を始めました。

いまのデパートも、その当時の小売店の発想に立ち返ったらどうでしょうか。


スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coachhide.blog73.fc2.com/tb.php/3180-98cd1d3c
    この記事へのトラックバック


    最新記事