千田先生の誕生日に

2017年07月15日 04:44

7月15日は、
恩師・千田是也先生のお誕生日であります。

生きていらしたら、ことしで113歳。
その先生が19歳のときに、関東大震災が起こりました。

千田是也(せんだこれや)、本名伊藤圀夫。
ホントは、(せんだこれなり)だそうですが、(せんだこれや)が定着しています。

関東大震災のあとの混乱の最中、
千駄ヶ谷で朝鮮人に間違われて殺されそうになった経験があり、
千駄ヶ谷でコレアンの意味から千田是也と名付けたというのが定説です。

でも、
これは笑い話ではありません。
当時、自警団、自称自警団などによって殺された多くの朝鮮の人たちや、
朝鮮人と間違われて殺された日本人が何十人もいたのだそうです。

千田先生は、自戒をこめて、
自分は被害者ではなく、加害者だったかもしれないとおっしゃっています。


最近、
わたしが、高校1年生のときに、もしこの人の芝居を観なかったら、
確実に、わたしはいま此処に居ないという、俳優・米倉斉加年さんが、
1979年、モランボンのコマーシャルに出演したときの逸話を知りました。

いまでは信じられないことですが、
当時、モランボンのコマーシャルは、何度となく放送局から拒否され、
朝鮮企業のコマーシャルに出演してくれる俳優を探すのも困難でした。

その米倉さんが、朝鮮風の衣裳を着てコマーシャルに出演すると、
その後、メディアやテレビの仕事が全く無くなったのだそうです。

そして、
その影響は、米倉さんのお子さんにも及んだといいます。

学校で「チョーセンジン」と言って虐められたお子さんが、
「ねぇお父さん、私は朝鮮人なの?」と尋ねたのだそうです。
その時、米倉さんは「そうだ、朝鮮人だ、朝鮮人で何が悪い?」
と言ったといいます。

それは、
クレージーキャッツ植木等さんの父親・植木徹誠さんが、
「自分は部落民ではないと思うことが、すでに部落差別なんだ」
と言ったというエピソードをも思い起こさせます。

そんな人たちと同じように、人道に基づいて活動をしている、
共に千田是也の弟子である友人が本を出版するというので、
早速予約注文しました。

「夢のあとさき 帰郷祈願碑とわたし」
「夢のあとさき 帰郷祈願碑とわたし」



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