「ハナ子さん」

2017年03月20日 18:05

「ハナ子さん」

「God is in the detail」

神は細部に宿る」と言ったのは、
20世紀のドイツの建築家・ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエだそうです。

わたしなりの解釈では、
日常的な一瞬一瞬のコツコツと行う細かな行為や作業が、
偉大な世界(神)と繋がっているのだというようなことを言っているのでしょう。


ところで、
与党の国対委員長が、「総理に対する侮辱だから国会に呼んで質す」と言って、
学校法人の理事長の証人喚問を行う考えを明らかにしたのだそうです。

つまり、「総理を侮辱したら証人喚問するぞ」とおっしゃっているワケであります。


さて、
本日の文芸坐三浦館の上映作品は、
1943年(昭和18年)東宝が製作したミュージカル映画「ハナ子さん」。
監督はマキノ正博(マキノ雅弘)、主演のハナ子さん役は轟夕起子
ハナ子さんお夫である五郎さんは灰田勝彦
そして五郎さんの妹・チヨ子さんが高峰秀子であります。

この映画が作られた時代、総理大臣は東條英樹でしたが、
“総理を侮辱したら確実に逮捕”されたでしょう。

一見
“明るく楽しく張り切って戦争しましょう!銃後を守りましょう!”
というプロパガンダ映画に見えます。

しかし、
この映画を創った人たちの想いを想像しながら観ると、
また違った印象をもつかもしれません。

いずれにしましても
デコちゃん(高峰秀子)好きのむぅむぅ(義父)にとっては“懐かしい”映画です。


それにしても、
正義だ大儀だ、国民のため国民の生活最優先などと言っている政治家が、
共謀罪の成立を目論み「総理を侮辱したら証人喚問だ」と口走るのですから、
“本音は細部に宿る”んでありますよ。




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