「椿三十郎」と三船敏郎

2017年03月01日 18:54

「椿三十郎」

きょうから3月、椿の花の季節ですね。
というワケで、本日上映した文芸坐三浦館の映画は、「椿三十郎」であります。

去年6月、むぅむぅ(義父)に付き添って、
新文芸坐でやっていた「仲代達矢映画祭」を観に行きました。

切腹」と「上意討ち」を観ましたが、別の日には「用心棒」と「椿三十郎」も観ました。
わたしも、何回も観たことがある映画ですが、むぅむぅは何十回も観ているでしょう。
でもそのときに、「これが最後かもしれないから・・」と申しました。

確かに、この先むぅむぅが映画館で映画を観ることはむずかしいでしょうが、
我が家の「文芸坐三浦館」でなら可能なので、きょうは「椿三十郎」にしました。


むぅむぅに、
黒澤明監督の映画を3本だけ挙げるとしたら、どの作品を選びますか?」と訊くと、
七人の侍、・・・天国と地獄椿三十郎」と応えました。

やはり、わたしも「椿三十郎」と「七人の侍」は入れますが、
わたしでしたら、もう1本は「生きる」です。

しかし、「天国と地獄」もおもしろい作品ですから悩みどころですよね。


ところで、
上に挙げた映画のなかで、「生きる」以外は仲代達矢さんの出演作品です。
しかし、主演した作品は「切腹」だけで、あとの作品の多くは三船敏郎主演作品です。

確かに、
仲代達矢という俳優は大スターでありますが、三船敏郎には敵わないでしょう。

ところが、
先日むぅむぅのお見舞いに来てくださったプロデューサーのKさんの話によると、
或る映画で共演した三船敏郎さんと仲代達矢さんがロケ先の宿でケンカになった。
酔いの所為もあったでしょうが、三船さんは仲代さんに敵わなかったらしいですよ。


さて、話を「椿三十郎」に戻せば、
多くの映画に出演し、また主演作多き大スター三船敏郎でありますが、
わたしは、「椿三十郎」の三船敏郎さんが一番好きであります。

わたしは、
三船敏郎という俳優が持っている才能が、この作品ほど発揮された映画はないと思うのです。

三船敏郎は、この映画のセリフじゃありませんが、“抜き身の刀”のような俳優です。
“鞘に納まっている”ような役は似合いません。


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