「人情紙風船」

2017年02月24日 18:00

「人情紙風船」

きょうの文芸坐三浦館の上映作品は、
山中貞雄監督作品「人情紙風船」です。

1937年(昭和12年)に公開された作品ですが、
山中貞雄監督作品で現存する3本の内の1本であります。

この映画が完成したとき山中監督に応召の赤紙が届きました。

そして、
映画が公開されて約1年後、山中貞雄監督は28歳の若さで
中国大陸北部の野戦病院で戦病死したのでした。

ですから、
この映画は若干27歳の監督が撮った作品ということになり、
その意味でも山中監督の才能が惜しまれるのであります。

先日も書きましたが、むぅむぅ(義父)と故・黒木和雄監督は、
山中監督の才能を惜しんで、1983年に、山中監督の菩提寺である
京都の大雄寺で第1回目の「山中忌」を主宰しました。

以来、毎年9月の休日に「山中忌」が催されるようになりました。
黒木監督が亡くなり、近年むぅむぅが出席できなくなっても、
毎年「山中忌」はつづいているというワケです。


出征した山中監督の手記には、
「紙風船が遺作とはチト、サビシイ・・・」と、書き遺してあったそうです。



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