「幕末太陽傳」

2017年02月22日 17:59

幕末太陽傳

昨日は、映画好きが高じて高校時代に人世坐のアルバイトでトイレ掃除までしていたという
Kさんが、むぅむぅ(義父)のお見舞いに来てくださったので文芸坐三浦館の上映はありませんでした。

しかし、
Kさんが後に邦画の配給成績第1位の映画のプロデューサーになり、
ハリウッド映画の製作総指揮をされたのですから映画好きは凄いです。


というワケで、
きょうの文芸坐三浦館の上映作品は1957年公開の日活映画、
川島雄三監督の「幕末太陽傳」です。

居残り佐平次」「三枚起請」「品川心中」「文七元結」「お見立て」など
古典落語を散りばめた、幕末の品川宿の遊郭を舞台に活躍する佐平治の物語。

主人公の佐平治を演じるフランキー堺さんのテンポのある芝居が巧い!
フランキー堺さんは、元・ジャズメンでドラマーだったのだそうですが、
才能のある人というものは、なにをやらせても巧みなんでしょう。
ドラマーもドラマもお上手であります。

そして、
ワキ役ながら貸本屋の金造を演じている小沢昭一さんの存在感!
この人も、なにをやらせても巧い俳優でありました。

むぅむぅ(義父)は昔、
小沢昭一・A級B級C級傑作映画大会」という企画を催したことがあります。

むぅむぅと、小沢昭一さん

このB級C級というのは、小沢昭一さんご本人の命名でありまして、
小沢さんが毎日舞台挨拶して上映するという趣向の映画大会だったようです。
むぅむぅや小沢さんにしてみたら、ABCの違いなどないのでありまして、
小沢昭一が出演したる映画はどれも“傑作”なのだ」と云いたかったのでしょう。

その映画大会初日に上映されたのが、本日上映の「幕末太陽傳」でありました。
映画の冒頭から加藤武さんのナレーションが醸し出すインテリジェンス!

フランキー堺さん、小沢昭一さん、加藤武さん、
このお三人は図らずも旧制麻布中学の同級生なんであります。

kato-takeshi_20170222140402b9b.jpg

小沢昭一さんのお葬式で弔辞を読まれた加藤武さんは、
「まだやりたいことはいっぱいあっただろう。俺もやりたいことが残っている。
それが終わったら、そっちに逝くので、待っていてちょうだいの心だぁ~」
・・・そう絶叫していたのでありました。



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