「真昼の決闘」

2017年02月02日 18:16

きのう、文芸坐三浦館が上映した映画は、
1952年(昭和27年)公開のアメリカ映画、「真昼の決闘」でした。
監督はフレッド・ジンネマン、主演はゲイリー・クーパーです。

所謂、西部劇と呼ばれる映画のなかでは異色の社会派西部劇?でしょう。

「真昼の決闘」

真昼の決闘」のあらすじです。 
<注:ネタバレあり>

長い間、
町を守ってきた保安官が退職し結婚式を挙げて祝福されている最中に、
保安官がむかし刑務所送りにした殺し屋が、殺し屋仲間3人といっしょに、
正午の汽車で町に戻ってくるという報せが届きます。

保安官は、
町の皆に勧められて、一度は新妻と共に町を逃げ出そうとしたのですが、
思い直して町に戻ろうとすると、新妻は命が大事だと強固に反対します。

しかし、保安官は町に戻り町の人たちに悪人を撃退する協力を求めます。
でも、町中の人たちは、仕返しや巻き添えを嫌って非協力的です。
判事は町から逃げ出し、保安官助手は保安官を恨んでいて協力を拒み、
酒場の連中は悪党の肩をもつ者さえいます。

保安官は、
教会で牧師に頼んで町の人たちに協力要請のスピーチをしたのですが、
町の人たちは議論ばかりに終始して、行動を起こそうとしません。
結局、町長が保安官は町を去るのが保安官にとっても町の人々にとっても、
最善の方法だと結論づけてしまいます。

孤立無援となった保安官が、
独り事務所で遺書を書いていると、正午に到着する汽車の汽笛が聞こえます。
保安官は、殺し屋4人を迎え討つべく、人が消えた町の中に出てゆくのでした。


正義とは何か・・・、秩序とは何か・・・、法治主義とは何か・・・、
自由と民主主義の国アメリカが、営々と築いてきたものは何であったのか・・。

ハリウッドにマッカーシズム赤狩り)の嵐が吹き荒れていた時代に創られたこの映画を、
いまの大統領を選んだアメリカ人が観たらどう思うのでしょう?


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