「エデンの東」

2017年01月31日 17:59

昨日上映した文芸坐三浦館の映画は、
アメリカの作家・ジョン・スタインベックの小説を映画化した「怒りの葡萄」でした。

「怒りの葡萄」

主演は“アメリカの良心”ヘンリー・フォンダ
監督は黒澤明が師と仰いだジョン・フォードです。

ヨーロッパからの移民たちが開拓したオクラホマの土地を、
農業の大規模な機械化と干ばつと嵐が襲い、
零細農家の農民たちは夢のカリフォルニアへの移住を目指し、
困難な旅をつづけるうち、家族が次第に散りぢりになってゆく物語。

モーゼが虐げられたユダヤ人たちを連れてエジプトから脱出する
旧約聖書の「出エジプト紀」をベースにした物語だと謂われています。

内戦のシリアから脱出し、ヨーロッパへ逃げる難民の人々や、
アメリカに入国しようとする南米ヒスパニックの人たち、そして、
そんな人々をつくりだすシステムと、その人々を搾取しようとする人たち。

怒りの葡萄」は、
いまでも世界中で起こっていることとピッタリ重ね合わせることができますが、
いま国中に壁を作っている大統領のご先祖も、そうした移民だったワケです。


さて、
文芸坐三浦館、1月最後の日の上映は、ジョン・スタインベック繋がりということで、
昨日につづいて、ジョン・スタインベックの小説が原作の「エデンの東」であります。

「エデンの東」

監督は、巨匠エリア・カザン、主演はジェームス・ディーン
1955年(昭和30年)公開のアメリカ映画であります。

こちらも、
旧約聖書アダムとイヴの息子たちカインとアベルの物語をを基にしています。

ところで、
“エデンの東”って、何処のことでしょうか?

それは、
わたしの家庭であり、貴方のご家庭のことかもしれませんね。



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