「沼津」

2017年01月17日 18:33

「沼津」観劇

ことしの初歌舞伎は、
1月3日に、初日の新橋演舞場公演を観ましたが、
きょうは、ことし初の歌舞伎座公演の観劇であります。

歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」の昼の部を拝見しました。

昼の部の最後は、
『伊賀越道中双六(沼津)』

呉服屋十兵衛に、中村吉右衛門
お米、中村雀右衛門
荷持安兵衛、中村吉之丞
池添孫八に、中村又五郎
そして、雲助平作が中村歌六という配役です。

伊賀越道中双六』は、
曽我兄弟の敵討ち」や、「赤穂浪士の討ち入り」と並ぶ日本三大仇討ちの一つ
伊賀上野の仇討ち」に題材を採っている物語です。

伊賀越道中双六』という作品は、
今回上演されている「沼津」が有名で、度々上演されるようですが、
3年前の2014年12月、国立劇場で『伊賀越道中双六』の「岡崎」が上演されました。
これは、戦後2度しか上演されていない44年ぶりの上演で、大きな注目を集めました。

中村歌六さんは、
その『伊賀越道中双六(岡崎)』の山田幸兵衛役で、
2015年の第22回読売演劇大賞優秀男優賞、2015年の第65回芸術選奨文部科学大臣賞
そして、2016年の日本芸術院賞を受賞されました。
「芸力充実の最高級の芸を見せたことが受賞理由」とされています。

その受賞を、
いつも応援していた、かみさんの亡くなった母や、いま病床にあるむぅむぅ(父)、
そして、他の誰よりも支えていらした歌六さんの亡くなられた母上が喜んでいることでしょう。

その中村歌六さんの十八番と呼んでもよい
『伊賀越道中双六(沼津)』の雲助平作という軽妙に演じられるお役や、
中村吉右衛門丈との呼吸もピタッと合ったところは、今月26日が千穐楽です。

「人間万事 芭蕉葉の 露よりもろい 人の命」・・・この芝居のセリフです。

2017年 「壽初春大歌舞伎」


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