2016年12月05日 23:59

昨夜は、気の置けない友人たちと夜遅くまで飲んだのに、
きょうは、朝早くから起き出して朝風呂を浴び、朝食を摂り、
皆で、樹齢二千年以上と謂われている楠の大木を拝みに行きました。
坂道を歩いて登ること15分くらいで、来宮神社の鳥居が見えます。
鳥居をくぐり竹林の参道を抜けると、来宮神社の本殿が現れます。
参拝して本殿の裏手に回ると、その大楠がそびえています。
この国の人々が、
やっと米作りを始めたころから枝を伸ばし、葉を広げている楠です。
わたしたち人間が産まれてから土に還るまで、平均すれば80年程度。
それも数十年前からのことで、その前は「人生五十年」と謂われていました。
大楠にしてみれば、“さっき産まれて、あっという間もなく…”といった感じでしょう。
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
そんな僅かな人生で出逢った稀有な友人たちとの時間が、わたしたちの宝物です。
但し、
気の置けない友人は他にもいっぱいいるので、
今回ダレと旅行したのかは、ナイショです。



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