39年

2016年11月15日 18:46

産まれてはこなかった小さな子が天に召されて、1年が経ちました。

この1年間、
若い夫婦の悲しみは、周りの人たちにも、どうすることもできませんでした。

横田めぐみさん

きょう11月15日は、
中学1年生の女の子が、学校から帰る途中で突然連れ去られた日です。

その日の夕方、
女の子はクラブ活動のバトミントンの練習を終えて帰ってくるはずでした。

しかし、女の子はいつもの時間になっても帰ってきませんでした。
家族は、心配になって、必死で女の子を探しました。
警察も、誘拐や事故、家出、自殺などあらゆることを想定して捜査を進めました。
けれど、目撃者も遺留品さえも見つかりませんでした。

13歳だった女の子が連れ去られてから、きょうで39年経ってしまいました。

女の子が連れ去られる前日の11月14日は、女の子のお父さんの誕生日でした。
女の子は、お父さんに櫛をプレゼントして「おしゃれしてね」と言ったといいます。
そのとき45歳だった女の子のお父さんも、昨日84歳になられました。

女の子のご両親は、39年間ずっと娘の帰りを待ちつづけていらっしゃいます。
仲間を探し、国民に呼びかけ、政府や彼の国に訴えつづけていらっしゃいます。

しかし、女の子は未だに帰っては来てはいません。


この世は、理不尽なことが起こるものです。決して他人事ではありません。

去年の今頃、フランスのパリで同時多発で無差別なテロが起きました。

犠牲になった人々も、その犠牲者のご家族や周りの人々も、
「何故、こんなことが起こるのだ!?」、「何故、わたしだったのだ!?」、
「この運命に、どんな意味があるというのだ!?」、そう思われることでしょう?

しかし、
そう思う人たちが、その意味づけをするのであって、
それは、所謂、運命でも宿命でも因縁でもありません。

その人たちが悔いることではないと、わたしは思います。


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