アネクドート

2016年11月03日 19:15

或る国の“赤の広場”で酔っ払いの男が「書記長はバカだ!」と叫んだら、
秘密警察が駆けつけて男を逮捕し、裁判官は男に懲役22年の判決を下した。
「侮辱罪で22年というのは重すぎるんじゃないか?」と男が抗議すると、
裁判官が応えた「侮辱罪は2年だけだが、残りの20年は国家機密の漏洩罪さ」


これは、「アネクドート」と謂われる有名な笑い話(冗談)のひとつであります。


さて、国家機密と云えば、
お隣の某国の大統領がその国家機密を漏らしていたかもしれないというので、
大騒動になっています。

ご両親を暗殺によって殺されたり、暴漢に襲われて顔に傷をつけられるという
恐ろしい経験を重ねられた不幸な人だからとは謂え、他人に依存しながら
国を動かしていたのだとしたら、お隣の国民が傷ついて怒るのも尤もでしょう。

アネクドートを地でいくような出来事ですが、もはや冗談では済まされません。


翻って、我が国は大丈夫でしょうか?

この数日の報道によりますと。

農林水産大臣が、
10月18日に行われた衆議院議院運営委員長のパーティーで、
TPP承認案の法案審議について触れた挨拶をしたのだそうです。

「野党の質問が必ずこういう質問になります。
TPP委員会は国会で批准するときに必ず強行採決するやろうと、
総理にみんな訊くわけでございます。私は内心思っとります。
強行採決するかどうかは、この議院運営委員長が決めるんじゃないか」

この発言で、野党はもとより与党内からも批判が出たことを受けて、
農林水産大臣がTPP特別委員会の理事会で発言を撤回し謝罪しました。

農林水産大臣のこの発言は、
大臣が強行採決に言及する無神経さにも呆れますが、それ以上に問題なのは、
行政府の大臣が立法府の議運委員長に強行採決を求めるような発言をしたことでしょう。

そして今月1日、農林水産大臣は自由民主党議員のパーティーでまた挨拶に立ち、
「こないだ冗談を言ったら、クビになりそうになりまして・・」と発言したのだそうです。

その上で、パーティーに出席していた農協の関係者に向かって、
「JAの方々が大勢いらっしゃるみたいでございますので、
明日にでも○○先生(パーティーを開いた自民党議員)のご紹介で、
農林省に来て頂ければ何かいいことがあるかもしれません」と語り、
大臣による利益供与、利益誘導ともとれる発言だと問題になっています。

農林水産大臣にしてみれば、
「冗談を言っただけじゃん・・」ということかもしれません。

しかし、
大臣個人が世間に笑われるのは構いませんが、
TPPを前にして、賛成派も反対派も必死になっているときに、
我が国の農林水産大臣がもの笑いになることは、冗談では済みません。

「農林水産大臣はバカだー っ!」

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