認知症と運転

2016年10月30日 23:59

10月28日、横浜市内で、軽トラックが小学生の列に突っ込み、
小学1年生の男の子が死亡し、7人が重軽傷を負った事故で、
87歳の運転手の男性の供述が二転三転していることなどから、
警察が認知症の検査をする方針を固めたという報道がありました。

ところで、
ちょうど1年前の10月30日のブログにも、同様のテーマを記しました。

一年前の10月28日にも、宮崎市内で痛ましい事故が起きました。
認知症を患っているとみられる73歳の男性が運転する軽乗用車が、
歩道上を約700メートル暴走し、歩行者2名が死亡したほか、
軽乗用車の73歳の男性運転手を含む5人が重軽傷を負ったのでした。

この軽乗用車の記録などから、この車は28日に鹿児島を出たあと、
最短距離で宮崎に向かわずに、様々な場所を走り回っていたことや、
事故直後に男性は「今、どこにいるのか判らない」と話していたといいます。

今回、横浜市内で起きた事故の容疑者も、
「なぜ現場を走っていたのか判らない」と話しているのだそうですが、
事故前日に家を出て、都内や神奈川県内を夜通し走っていたらしいことも、
事故現場に至るまでの経路が説明できないことも、宮崎の事故と似ています。


さて、
よく、認知症と老化によるもの忘れとは違うと云います。

我が家のむぅむぅ(義父)も、半年前から介護が必要な状態になりましたが、
病院で認知症の検査をしましたら、認知症ではないという診断をもらいました。

横浜の事故を起こした容疑者も、免許更新の際に認知症の検査を受けていて、
“問題はない”と判定されていたといいます。

認知症は、記憶障がい見当識障がい(時間・場所・人物などが判らない障がい)、
認知機能障がい(計算能力の低下・判断力低下、失語・失認・失行・実行機能障がい)
などの障がいが起こる症状を指します。

所謂、アルツハイマー病なども認知症に含まれる一形態ですが、
認知症といっても、いろいろなタイプがあり、人によって様々な症状を呈します。

むぅむぅは、確かに認知症の検査では認知症のカテゴリーに該当しないのでしょうが、
記憶障がい見当識障がい認知機能障がいがあることも事実ですし、
脳の前頭葉の萎縮がみられることも判っています。

免許更新制度は、
何年かに一度運転免許の更新手続きを課して、膨大な手数料を得ているのですから、
認知症であるかどうかだけではなく、車を運転する適性の有無については、
老化現象だけにかかわらず、もっと厳重に調べていただきたいと思います。


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