だまされた人

2016年09月15日 17:30

一昨日の夜のことです。

三代前の東京都知事だった作家が、田中角栄を描いた本を出し、
田中角栄を語るという、BSの番組に出演していたのを観ました。

同じく、田中角栄のロッキード事件の真相について書いた本を出した
元・田中派代議士も共に出演していました。

田中角栄の話に興味があって観ていたのですが、
元・都知事が、豊洲新市場の“盛り土問題”についても発言しました。

「聞いてません。これは僕は騙されたんですねぇ・・」

騙された?
都知事が騙された?

この国は、都知事が騙される国なんですね。


思い出せばむかし、
「天皇にだまされた」と言って怒っていたおじさんがいましたっけ。
ニューギニアで多くの戦友の死を見て生き延びた経験をしたおじさんでした。

天皇陛下と面識があったワケでもなかろうに、
面識のない天皇が、なんであんたをだますのサと思っていました。

希望して兵士になった者が大勢いた時代でした。
国民同士が、お互いを鼓舞していた時代でした。
みんなで、戦争を煽っていたのでした。

そして、
国のためとは、天皇陛下のためと同義語扱いされた時代でした。
天皇陛下にだまされたとは、国にだまされたと同意です。
その意味でいえば、いまだに国というものは信じられない存在です。

その国の政党の党首や、総理大臣を目指す者は、
二重国籍であってはならないと言う人たちがいます。
二重にウソをつくからでしょうか?二枚舌を使うということですかね。
それでも、二重国籍だった人も、日本人として党首に選ばれました。

“美しい日本の誇り”とか申しますが、
元・都知事の言うように、叩けばホコリが出る国なのかもしれません。
(元・都知事は「都の役人は腐敗している」と発言)

“だまされた”って、みんな言うんです。
「私が騙しました」って言う人には、お目にかかったことがありません。


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