違和感

2016年08月22日 23:59

リオデジャネイロ・オリンピックが終わりましたね。

この間、
興味が無いないと云い乍ら、結構夢中になって観てしまいました。
おかげさまで、風邪気味です。


ところで、
きょうは、閉会式の模様を観ました。

わたしは、
どうも、あの大掛かりなパフォーマンスや演出が苦手であります。

そのむかし、あるファッションデザイナーが、
武道館などを使って大規模なパフォーミング・アートショーを開催していました。
その裏方として仕事をしていた時期の記憶が蘇るからでありましょう。

それはさておき、閉会式に話を戻します。

閉会式は、雨でした。
リオデジャネイロ市長から東京都知事へオリンピック旗が渡されたとき、
都知事の着物や帯が濡れてしまったのは残念でした。着物が可哀想です。

次に、土管の中からドカン!と安倍総理が登場したときには、
得体の知れない違和感をもちました。

なぜか判りませんが、
びっくらポン以上でもなく、感動もありませんでした。
兎に角、違和感だけが残りました。


そういえば、
きのうの朝放送されたNHKのニュース番組「おはよう日本」で、
解説委員が「リオ五輪 成果と課題」と題して解説をしました。

その中で、解説委員は「五輪開催5つのメリット」として、
①国威発揚
②国際的存在感
③経済効果
④都市開発
⑤スポーツ文化の定着
という5項目を挙げたのでした。

これにも、大きな違和感をもちました。


オリンピック憲章には、こうあります。

■オリンピズムの根本原則■

1. オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、 バランスよく結合させる生き方の哲学である。
オリンピズムはスポーツを文化、 教育と融合させ、 生き方の創造を探求するものである。
その生き方は努力する喜び、 良い模範であることの教育的価値、 社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする。

2. オリンピズムの目的は、 人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励することを目指し、スポーツを人類の調和の取れた発展に役立てることにある。

3. オリンピック ・ ムーブメントは、 オリンピズムの価値に鼓舞された個人と団体による、 協調の取れた組織的、普遍的、恒久的活動である。その活動を推し進めるのは最高機関のIOCである。
活動は 5 大陸にまたがり、 偉大なスポーツの祭典、 オリンピック競技大会に世界中の選手を集めるとき、 頂点に達する。
そのシンボルは 5 つの結び合う輪である。

4. スポーツをすることは人権の 1 つである。
すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。 オリンピック精神においては友情、 連帯、 フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる。

5. スポーツ団体はオリンピック ・ ムーブメントにおいて、 スポーツが社会の枠組みの中で営まれることを理解し、 自律の権利と義務を持つ。
自律には競技規則を自由に定め管理すること、自身の組織の構成と統治について決定すること、 外部からのいかなる影響も受けずに選挙を実施する権利、 および良好な統治の原則を確実に適用する責任が含まれる。

6. このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、 国あるいは社会のルーツ、 財産、 出自やその他の身分などの理由による、 いかなる種類の差別も受けることなく、 確実に享受されなければならない。


どこに「国威発揚」とか、「国際的存在感」とか、「経済効果」と書いてありますか?

オリンピックの意味は、
自由・平和・共存・友情・連帯・フェアプレーの精神・人権の尊重・差別の撤廃です。


ところで、
安倍総理が手に持っていた赤いボール、アレってなんだったんでしょう?




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