終戦の日

2016年08月15日 23:59

「終戦」か「敗戦」か、はたまた「停戦」か「開放」か、
毎年、この日を迎えるたびに考え、議論のテーマになることであります。

8月15日の、俗に言う「終戦記念日」「終戦の日」は、
公式には「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」と言います。

ポツダム宣言受諾を連合国側に通告したのは、
1945年(昭和20年)8月14日

ポツダム宣言を受け容れた降伏文書に調印したのは、
1945年(昭和20年)9月2日でした。

では、
8月15日には、なにがあったのか?
玉音放送があった日なのであります。

玉音放送とは、
昭和天皇による終戦の詔書を朗読した放送であります。
正式には「大東亜戦争終結ノ詔書、戦争終結ニ関スル詔書」です。

この放送を聴いた国民のなかには、
「戦争が終わった」と思った人が多かったのでしょうが、
「戦争に敗けた」と思った人も少なからずいたことでしょう。

それは、その人の気持ちと立場によって違うのかもしれません。

しかし、
或る意味で意図的に「終戦」という言葉を使っていたのかもしれないと
想像できます。

暴走するかもしれない軍部を抑えるためには、
「敗戦」という言葉は過激だったでしょうし、
当時、それなりの立場にあった人たちにとっては、
「終戦」の方が責任を回避できる雰囲気をもった言葉だったからです。

そして、
昭和天皇の「戦争終結ノ詔書」があって、
それが、8月15日を「終戦の日」と呼ぶようになった理由だと思います。

その意味で云えば、あの詔書に書かれていることの真意と、
昭和天皇の生き方から、お気持ちを推察するに、
単に太平洋戦争を「終える」とか「敗けを認める」ということではなく、
「この国は、戦争というものを今日限りで“終わり”にする」
と読めるのですが、深読みでしょうか?



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