ジェノサイドの歴史

2016年07月28日 23:59

「障がい者は、生きていても仕方がない」

そんな内容のことを云っていた青年が、
重度の障がいをもつ人たちを中心に、45人を殺めたり傷つけたりしました。

これは前代未聞の歴史的事件のように思われますが、
こういうことは、人類の歴史上初めて行なわれたというワケではありません。

「生きるに値しない命」
この概念を基にしたT4作戦という安楽死政策が行われたことがあります。
ナチスにより1940年から実行され、知的障がい者や精神障がい者がガス室に送られ、
のちにポーランド人やユダヤ人の人種絶滅作戦へと移行してゆくジェノサイド政策です。

ジェノサイドは、人類史上ナチスだけが行なったのではありません。
民族浄化は、歴史上古今東西で繰り返し行なわれてきました。

また現在でも、
民族差別主義者、所謂レイシストの存在は、世界中で散見されます。

某合衆国の大統領候補者も、そんな内容を堂々と演説しています。

我が国の某都知事だった人も、以前障がい者施設を視察したときに、
以下のように語っています。

<1999年9月18日朝日新聞記事による>
東京都の〇原〇太郎知事は十七日の記者会見で、重い障害のある人たちの治療にあたる病院を視察した感想を述べるなかで、「ああいう人ってのは人格あるのかね」と発言した。「ショックを受けた」という知事は「僕は結論を出していない」として、「みなさんどう思うかなと思って」と続けた。
知事はこの日、府中市の府中療育センターを視察。 会見で強い印象を受けたことを明らかにし、「絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状況になって…。しかし、こういうことやっているのは日本だけでしょうな」と切り出した。
「人から見たらすばらしいという人もいるし、恐らく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う。そこは宗教観の違いだと思う」と話し、「ああいう問題って 安楽死なんかにつながるんじゃないかという気がする」とも述べた。
「安楽死」の意味を問われた知事は「そういうことにつなげて考える人も いるだろうということ」として、「安楽死させろといっているんじゃない」 と否定した。知事は施設の必要性や職員の労をねぎらった上で、「自分の文学の問題にふれてくる。非常に大きな問題を抱えて帰ってきた」と語った。

さて、
今回の事件のような犯罪は、
これまでにはなかったし、滅多にはない犯罪ではありますが、
今回のことがあったから、これから先100年は無いとは云えません。
地震じゃないんですから。

こういう考え方の人間が一人いたということは、
同様の考え方をしている人が、百人は陰に隠れているのかもしれません。
ゴキブリと同じです。




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