ル・コルビュジエとジョゼフィン・ベーカー

2016年07月18日 23:59

ジョセフィン・ベイカー
ジョセフィン・ベーカー
<写真:Walery, French, 1863-1935>


むかし、
或る演劇制作体で、わたしが初めて制作担当したお芝居は、
ビリー・ホリデイの生涯を描いた作品でしたが、その団体で、
最後に担当した作品は、ジョセフィン・ベーカーを描いたものでした。
どちらの作品も主演されたのは、前田美波里さんです。


さて、
1959年に上野の森に開館した国立西洋美術館本館が、
世界文化遺産に登録されることになったという報道がありました。

国立西洋美術館本館は、ル・コルビュジエが設計しました。

しかし、ル・コルビュジェといっても、
ほとんどの日本人にとっては、おそらく馴染みのない名前でしょう。

国立西洋美術館本館は、戦後の日仏国交回復の象徴として、
フランスの建築家ル・コルビュジェによって設計されたのでしたが、
コルビュジェは、20世紀を代表する建築家の一人です。

鉄とコンクリートとガラスを使った機能的で合理主義に基づく建築が、
コルビュジェ建築の特徴だと謂われています。


そのコルビュジェが、
1929年、南米からの帰りの船上でジョセフィン・ベイカーと出逢いました。
彼は、ジョゼフィンに旅路の恋をし一時的に親密な関係になります。

それ以来、
「住宅とは住むための機械だ」
と云ってた彼の作品が、無機的なものから有機的に変わり、
肉感的なエレガントな曲線が反映されるようになったのだそうです。


「ジョゼフィン」というその作品は、初日を迎えるまで難産でした。
そして、病床にあったわたしの母の容体が悪化したために、
旅公演の途中で担当を交代せざるを得なかったという思い出の作品です。

ル・コルビュジェの名から、そんなことを思い出しました。

そして、
国立西洋美術館本館が世界文化遺産に登録されるというニュースと、
アメリカで起きた警察官による黒人男性射殺事件と、
黒人男性による警察官たちを射殺した乱射事件と、
フランスのニースで起こった大量殺りく事件などが、
わたしの中で、つながってしまいました。



スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coachhide.blog73.fc2.com/tb.php/2806-325a260e
    この記事へのトラックバック


    最新記事