若者たち

2016年07月05日 23:59

「〇〇s(ある若者集団)は、オ〇ム真理教のようなテロ組織になる可能性がある」

あの当時、
時代の寵児とモテ囃されつつ、散々世のおじさんやおばさんたちに嫌われ、
検察にも叩かれて刑期を務めたこともある男が、最近そう云ってるそうです。

彼も、“おじさん”になったのでしょうか?

「今どきの若者は」と嘆くおじさんの若者論は昔からのことです。
若者は、いつでも「年長者を敬わない」という批判を浴びます。

「今どきの若者は・・」が、「俺たちの若い頃には」とつづくのですが、
貴方たちが若い頃だって、おなじように批判を浴びていたハズです。

おじさんたちにとって、若者たちが理解できない存在であるということは、
形を変えればおなじことで、むかし学生運動したり、ファミコンで遊んだり、
バブルに踊っていた世代からみれば、若者がテロリストに見えるのかも
しれません。

誤解をされることを恐れずに云えば、
いつの時代にだって、若者にはその危険性があるものでしょう。

それも、
深刻に世の中を捉えている若者に限って、そうしたものです。


ところで、
いまの時代、全学生の約半分しか仕事を得られないのだそうです。

二人に一人の若者がフリーター化やニート化していて、
就職したとしても3年以内に離職する経験をしているといいます。

高齢者が増え、少子化しているにもかかわらず、
国や自治体は、有効な手だてが打てずにいます。

その絶望は、
先の短い高齢者よりも、若者の方が深刻なんじゃないでしょうか?


さて、
きょうは、歯医者に父を連れて行きました。

「虫歯ができたようだ」と訴えたからなのですが、
歯磨きを疎かにしていた所為で、歯肉炎になっていたと判りました。

歯科医院から歩道に出て、路肩の花壇の柵に父を腰かけさせて、
タクシーを拾おうとしていたときでした。

父の前で、足の不自由な初老の男性とご婦人が二人して転倒しました。

歩行困難な男性を介助していたご婦人が、バランスを崩して支えきれず、
お二人で転倒してしまったようでした。

わたしは、すぐ駆け寄って助け起こそうとしたのですが、
どこから現れたのか、若い男性が二人別々に駆け寄って来て、
お二人を助け起こしてくれたのでした。

わたしが、
助け起こされたお二人の様子に気をとられている間に、
その若者たちは、右へ左へとサッと去って行きました。

あまりにも“当たり前”のように、“自然”に振舞った若者たちに、
わたしからも、一言お礼が言いたいくらいでした。

若者たちは、テロリストじゃありません。

貴方が若い頃そうであったように、
年長者とのコミュニケーションが不得意な、
心優しい、まじめな人たちなのでありますよ。



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