混沌

2016年06月27日 23:59

1853年(嘉永6年)
ペリー率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の艦船4隻が、
横須賀の浦賀の沖に来航し、日本人は初めて蒸気船を見たのでした。

黒い船体の真ん中に立つ煙突からは黒い煙を吐いておりました。
当時の日本人たちの目にその姿は怖ろしく映ったことでしょう。

それから15年後の1868年、
時代は江戸から明治に変わりましたが、この15年間を、“幕末”といいます。

黒船来航で、その脅威を目に焼き付けた日本人たちは、
鎖国開国かを迫られ、討幕大獄に揺れ、尊王攘夷の旗を立て、
大政奉還江戸無血開城、やがて内戦(戊辰戦争)を経て、
明治維新を達成したのでした。

しかし、
15年間一貫したビジョンをもっていた人は、果たしていたでしょうか?

黒船来航で、排外思想である攘夷論が盛り上がったのに、幕府は大政奉還してしまい、
それで、なんだかんだあって、結局は開国しちゃったんですよ。


ところで・・・。

離脱を決めた国民投票の結果に、
離脱に一票を投じたイギリス人自身が驚いているっていうじゃありませんか?

日本人にとって明治維新は、たぶんやってよかったのだと思いますが、
15年間の混乱を経て、多くの血を流した結果だったのだとも言えます。
多くのものを失って、大きなものを得ました。

さて、
これからイギリスは、どのような混乱を体験するでしょうか?
そして、わたしたちも、世界も。

混沌とした世界が、15年もつづかないことを願っています。


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