不作為

2016年06月25日 23:59

今回のイギリスにおける国民投票は、その結果がイギリスは勿論のこと、
世界中を一変させるほどの影響があることを思い知らされた感じがします。

欧州連合(EU)からの「離脱」か「反離脱」か。
ただ単純に二者択一で出した結果の影響の大きさです。

間接民主主義では、国民が選んだ代表である国会議員によって、
国会で審議され物事が決められます。

国民投票は、国民が直接物事の「賛成」か「反対」かを投票で選ぶ、
直接民主主義の手法です。

間接・直接、どちらにも一長一短があるのだとは思いますが、
国民投票で物事を決めようという手法がとられたということは、
政治の力量不足や議会の機能不全が原因だったのではないでしょうか?

さて、
残留派議員の暗殺事件が投票結果に影響すると謂われていました。
また投票日当日のお天気が投票結果を左右するとも謂われていました。
世界中に影響を及ぼす事柄の決定が、事件やお天気で決まるとしたら、
コインの裏表で決めるのと、あまり変わらないような気がします。

では、なぜこれほど大事な事柄を国民投票で決めようとしたのか?
それは、首相が2017年末までに離脱か反離脱を決めるということを、
2015年の総選挙のマニフェストに挙げ、ことし2月に国民投票実施を
発表したからです。

要するに、
EU離脱の波を止められなかった政権の不作為のなしたことでしょう。

それにしても、
国の重要な決定を、二者択一の国民投票で決めてしまうことの危うさを感じた
イギリスの投票結果でした。

やっぱり、憲法はこのままにしておきましょう。



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