言葉の重み

2016年06月23日 21:26

沖縄県知事

知事は、
言葉を選び選び書いたであろう平和宣言を、
感情を抑えながら読んでいたのが印象的でした。


沖縄の少女

沖縄の小学6年生の少女は、
自ら書いた詩を、紙を持たずに顔を上げて朗読しました。


総理大臣

総理大臣は、
自ら書いたかどうか判らない挨拶文から目を離さず、読み上げました。

その言葉の重みの違いが際立った追悼式典でした。

セミ

「平和ぬ世界どぅ大切」
金武町立金武小学校6年 仲間里咲

「ミーンミーン」

今年も蝉の鳴く季節が来た

夏の蝉の鳴き声は

戦没者たちの魂のように

悲しみを訴えているということを

耳にしたような気がする

戦争で帰らぬ人となった人の魂が

蝉にやどりついているのだろうか

「ミーンミーン」

今年も鳴き続けることだろう

「おじぃどうしたの?」

左うでをおさえる祖父に問う

祖父の視線を追う私

テレビでは、戦争の映像が流れている

しばらくの沈黙のあと

祖父が重たい口を開いた

「おじぃは海軍にいたんだよ」

おどろく私をよそに

「空からの弾が左うでに当たってしまったんだよ」

ひとりごとのようにつぶやく祖父の姿を

今でも覚えている

戦争のことを思い出すと痛むらしい

ズキンズキンと・・・

祖父の心の中では

戦争がまだ続いているのか

今は亡き祖父

この蝉の鳴き声を

空のかなたで聞いているのか

死者の魂のように思っているのだろうか

しかし私は思う

戦没者の悲しみを鳴き叫ぶ蝉の声ではないと

平和(ふぃーわ)を願い鳴き続けている蝉の声だと

大きな空に向かって飛び

平和(ふぃーわ)の素晴らしさ尊さを

私達に知らせているのだと

人は空に手をのばし

希望を込めて平和(ふぃーわ)の願いを蝉とともに叫ぼう

「ミーンミーン」

「平和(ふぃーわ)ぬ世界(しけー)どぅ大切(てーしち)」
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