もう一方の事実

2016年05月27日 23:59

広島と長崎の方々にとって、
そして多くの国民にとって、万感胸に迫るものがあったのではないでしょうか?

待望の、アメリカ大統領の広島平和記念資料館見学、
原爆慰霊碑への献花、そして広島スピーチでした。

アメリカ国内に、
広島・長崎への原爆投下肯定の根強い世論があることを踏まえると、
今回のオバマ大統領の一連の広島訪問は、英断であったと認めます。

そして、広島・長崎、そして多くの国民が喜んだのは事実でしょう。

しかし、
被爆した方々を差し置いて申すのもなんですが、
もう一方の事実にも気づいていなけでばならないと思うのです。


NHKの報道に依拠するところではありますが、
オバマさんは、アメリカ合衆国大統領に就任した直後の、
2009年4月5日、チェコ共和国の首都プラハにおいて、
歴史的な演説を行いました。

プラハ演説と謂われるその演説は、
“核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意”を明言したものでしたが、
オバマさんは、その演説だけで、その年のノーベル平和賞を受賞したのでした。

でも、
核兵器のない世界の平和と安全を追求すると云ったオバマ大統領でしたが、
これまでの7年間で、アメリカが削減した核兵器の数は702発、削減率13%です。

増えるより減ったのですから結構なことではありますが、
ブッシュ前大統領時代の削減数5,304発、削減率50%と比べるとどうでしょう?

そしていま現在、アメリカ合衆国が保有している現役の核兵器の数は、
まだ4,571発有るのだそうです。

そして、オバマ大統領広島平和記念公園を訪問したときにも、
大統領の傍を片時も離れないで随行している軍人が持っていた
ブリーフケースの中には、所謂“核のボタン”が入っていたことも、一つの事実です。


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