責難は成事にあらず

2016年05月09日 23:59

アメリカ合衆国の次期大統領候補者を決める共和党の予備選挙で、
ライバルの指名候補者たちが次々に撤退を表明したことで、
ドナルド・トランプ氏が共和党候補者に指名されることが確実になりました。

トランプ氏は、
自身もお祖父さんやご両親がドイツやスコットランドからの移民だったにもかかわらず、
ヒスパニック系やイスラム系の移民を排斥するような発言を繰り返している人です。

メキシコとアメリカとの国境に巨大な壁を造ると発言したら、
「そんな壁ができたら、トランプ大統領のアメリカから逃げられないじゃないか!」と、
心配する向きもあるようであります。 

むかし、ロサンゼルスに行ったときに、
アフリカ系の人たちがヒスパニック系の人たちに仕事を奪われて仕事がないというので、
デモをやっているところに遭遇しましたが、合法・違法を問わずヒスパニック系の人々も、
「それならメキシカンはみんな、カリフォルニアからメキシコに帰っちゃうぞ!」と云って、
逆に脅していたのでした。

ヒスパニックの人々の存在がなければ、カリフォルニア州の経済は成り立たないのです。

事ほど左様に、政治はそんなに簡単にはいかないのであります。
トランプ氏の云っていることは、ほとんど荒唐無稽なものであって、
現実に政策に反映できるとは思えません。

もし仮にホントに大統領になったら、いままで云ってきたことをどうするのでしょう?
責難は成事にあらず ” という言葉もあります。(小野不由美華胥の幽夢」より)

ところで、
日本で “ トランプ ” と云えば、ハートやスペードのマークのカードゲームのことですが、
“ トランプ ” の本来の意味は “ 切り札 ” という意味なのだそうです。

彼は、共和党の “ 切り札 ” なのかもしれませんが、
アメリカ合衆国の国民にとっては、早めに “ 捨て札 ” にした方がいいと思いますケド。 



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