風雪ながれ旅

2016年05月06日 23:59

化粧

きょう、
たまたま聴いていたラジオから懐かしい歌が流れてきました。

なんでしょう?・・・このタイミング。

戯曲:井上ひさし

演出:木村光一

主演:渡辺美佐子

「化粧 -二幕-」という、一人芝居があります。
イヤ、ありました。

もう、その舞台は観ることはできません。


ラジオから聴こえてきたのは、
その芝居の中で流される曲の一つ北島三郎さんが歌う「風雪ながれ旅

大衆演劇の楽屋を舞台設定とした
「化粧 ‐二幕‐」に使われている曲のなかの一曲です。

・・・しばらく、涙が止まらなくなりました。


「化粧 -二幕‐」という一人芝居の物語は、
舞台「伊三郎別れ旅」という母子物の本番を前にしている大衆演劇の楽屋。

女座長五月洋子が、支度をしながら楽屋で自分の半生を想い出しています。

五月洋子にも「伊三郎別れ旅」という芝居と同じく乳飲み子を捨てた過去がありました。

実の人生と虚構の芝居が交差しながら、どちらが芝居か真実か判らないまま、
いまやアイドルスターとなった若者が楽屋に訪ねてきたことで、五月洋子と伊三郎が交錯し、
その混乱は狂気的な様相を呈してゆくというものです。

2010年5月に座・高円寺で行われた公演が、
「化粧 ‐二幕-」の通算上演回数648回の千穐楽になりましたが、
通算648回の内、64回の制作担当者をやらせていただきました。

わたしが「化粧 ‐二幕-」を最後に観たのは、
2010年4月29日に行われた「化粧 ‐二幕-」の舞台稽古でした。


奇しくも、その日は息子夫婦の結婚披露宴から一周年の日でした。


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