けやけき木

2016年04月29日 22:01

欅

欅(けやき)という木の名は、
「けやけき」という形容から名付けられたのだそうです。

欅(けやき)の木は、元々「槻(つき)」という名だったといいます。

大阪に高槻という市が在りますが、
文字通り樹高の高い欅の樹があったからついた地名だという説があります。

「槻(つき)」という字は、「規範となる人のような木」というような意味でしょう。

しかし、
欅の樹形が、一際目立って端整であることから「けやけき」木と表現され、
「けやけき木」が「欅(けやき)」と呼ばれるようになったのだそうです。

「けやけき」という言葉には、際立つ、目立つという意味があります。


さて、
昨日のブログに関連したおウワサであります。

雑司が谷鬼子母神の参道のケヤキ並木に、
去年の暮れ、新たに欅の木が植樹されました。

雑司が谷鬼子母神の参道のケヤキは、元々18本で並木を形成していました。
戦前に保存運動が始まったおかげで、都の天然記念物に指定されましたが、
1960年(昭和35年)頃に行われた下水道工事の影響で根が傷んで次々と枯れ、
14本が植え替えられたのでした。

しかし、
現在の「雑司ヶ谷案内処」の前の1本だけがうまく育たずそのままになっていました。

2014年12月18日、雑司が谷地域が、
日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に選定されたことを機に、
残り1本の植樹が提案され実現したというワケです。

この木が、並木の樹々と肩を並べるには、少なくとも50年はかかるでしょう。

その頃、わたしは此の世にはいないでしょうが、
わたしにつながる者たちが、その「けやけき樹」を見上げて、
新緑を愛でる日があることでしょう。

植樹



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