桐朋学園演劇科創設50周年記念パーティー

2016年04月01日 13:09

桐朋学園芸術短期大学

わたしの記憶では、1979年の秋だったと思います。

当時、演劇専攻科(入学3年目)の学生だったわたしは、
実習室の外で教務の鍬田さんに呼び止められました。

鍬田さんは、興奮した面持ちで、
「まだ内緒なんだけどサ・・・、
 演劇科に劇場と新しい実習室ができる計画があるんだよ。
 日下(わたしの旧姓)には、早く教えてやりたいと思ってサ」
わたしにそう言ったのでした。

わたしは、跳び上がるように喜んだ覚えがあります。

その計画は、
演劇科創設時から13年間、プレハブを実習室として使ってきた演劇科にとって、
待望の情報でした。

そして、
その情報はやがて公にされ、計画は現実のものになりました。

1980年春、
卒業する13期生を送り出す「追い出しコンパ」が計画されていました。
そこで、わたしはコンパを主催する14期生の実行委員たちのところに行き、
コンパと併行させた「プレハブさよならパーティー」開催を提案しました。

14期生たちの快諾もあって、「プレハブさよならパーティー」は計画され、
卒業した各期の主だった人たちに案内状が送られました。

コンパ・パーティーの当日は、
1期生をはじめ、顔も知らない多くの先輩方がやってきました。
パーティーは大いに盛り上がって終わったのでしたが、
それがキッカケとなって、ダレが言い出したのかは判りませんが、
「演劇科の同窓会を創ろう!」という話が持ち上がったのでした。

しかし、
正直に云って、わたしにはそのような気は無かったのでした。
わたしが提案したこととは云え、急に顔も知らない先輩たちが、
先輩風を吹かせて学生たちを後輩扱いすることに戸惑っていました。

そこで、
同窓会創設のために「演劇科同窓会準備委員会」が設立されるとき、
或る意味で、先輩たちから後輩たちを守る防波堤になるようなつもりで、
その準備委員会の委員になったのでした。

約1年間、委員会の度に喧々囂々・侃々諤々の議論が行われた結果、
1981年春、演劇科の新しい劇場と実習室が完成した学校で、
桐朋学園演劇科同窓会の第1回総会と記念パーティーが行われたのでした。

そのとき、
わたしは4年間の学生生活を終え、演劇科には16期生が入学したばかりでした。

わたしは当時24歳でしたが、1期の先輩たちだって30代半ばでした。
まだ社会では一人前とは認めてもらえていない時期だったでしょう。
先輩も後輩も、みんな若い時代だったのでした。

それから十数年間、わたしは同窓会の企画担当や事務局長を務め、
初代大室会長が二代目福永会長に代わって2年残務整理のつもりで務め、
同窓会の仕事からは離れることにしました。

現在は、三代目三浦会長の下で同窓会が運営されています。

その桐朋学園演劇科創設50周年を記念するパーティーが、
桐朋学園演劇科同窓会主催で、ことし5月2日(月)に行われます。

創設50周年もめでたいことですが、同窓会も創設されて35年経ちます。

あのとき若かった1期生の先輩たちも齢70に至っています。
いまのうちに逢っておきませんか? 


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