2016年03月29日 23:59

きょうは、目白通りを渡って坂を下り、新目白通り沿いの神田川に出ました。
あの、かぐや姫の「神田川」に歌われた神田川です。
神田川を境に、向こうは新宿区西早稲田、こちら側は豊島区高田です。
その神田川に架かる面影橋も、桜の名所です。

七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
面影橋の横に電気機器メーカーが在ります。
そのメーカーの門の傍らに「山吹の里伝説」の石碑が在ります。
若き日の太田道灌が、鷹狩に出かけました。
すると、にわか雨に遭ってしまいました。
そこで、蓑(みの)を借りようと一軒の家を訪ねたところ、
少女が出てきて、無言で山吹の一枝を差し出しました。
道灌はいぶかって、そこを立ち去りましたが、
後から家来に、少女は古歌(短歌)に寄せて、
蓑(みの)を一つも持っていない貧しさと悲しさを、
山吹の一枝に託したのだと聞かされたのでした。
七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(みの)一つだに なきぞ悲しき
そこで、太田道灌は、無学を恥じて歌の道に精進したという伝説です。
教養を持ち合わせていない身の(みの)悲しさよ。

そしたら、
今夜は、偶然にこんな番組をやっていました。

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