読むだけで得られるもの

2016年01月25日 23:59

猿之助比叡山に千日回峰行者を訪ねる

ネットサーフィンならぬ、書店の中を彷徨っておりまして、
きょう、このご本に遭遇しました。

遭遇したという形容がピッタリします。

このところ気になっておりました天台宗の「千日回峰行」という修行と、
割と身近なところにいらっしゃるけど興味深い「市川猿之助」という人、
この両者がリンクするとは、思いませんでした。

早速、購入しましたが、まだ拝読しておりません。


ところで、
一昨年亡くなられた高倉健さんと親交のあった、
天台宗大阿闍梨の酒井雄哉師は、
荒行「千日回峰行」を2回行った史上3人目の方です。

千日回峰行」は、7年間かけて行なわれるのだそうです。

1年目から3年目までは、1日に30キロの行程を毎年100日間行じます。
定められた礼拝の場所は260箇所以上もあります。

4年目と5年目は、同じく30キロをそれぞれ200日。
ここまでの700日を満じて、
9日間の断食・断水・不眠・不臥の「堂入り」に入り、不動真言を唱えつづけます。

6年目は、これまでの行程に京都の赤山禅院への往復が加わり、
1日約60キロの行程を100日。7年目は200日を巡ります。
前半の100日間は“京都大廻り”と呼ばれ、
比叡山山中の他、赤山禅院から京都市内を巡礼し、
全行程は84キロにもおよびます。
最後の100日間は、もとどおり比叡山山中30キロをめぐり満行となるものです。

行者は、白装束に、蓮華笠を被り、草鞋を履き、
行が行えなくなったときの首吊り用の死出紐を肩から下げ、
降魔の剣という自害用の短刀を腰に差しているのだそうです。

蓮華笠の紐の付け根には、
一文銭が6個、死出の旅への通行手形として付けていて、
「行き道はいずこの里の土まんじゅう」という句を懐に持っていると謂います。

それにしても、
一体、なんのためにこのような苦行を行うのでしょう?

天台宗の説明によりますと、比叡山の峰々を巡り、
山川草木ことごとくに仏性を見いだし礼拝するためとあります。


さて、
このご本に戻りましょう。

このご本「猿之助、比叡山に千日回峰行者を訪ねる」は、
2009年9月に千日回峰行を満行し「北嶺大行満大阿闍梨」となられた
光永圓道師を、師と同い年の市川猿之助さんが訪ねた対論集です。

このお二人の言葉のやりとりを只読むだけで、
凡夫のわたしが、なにかを得られるものでしょうか?




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