最後の天王

2016年01月14日 23:59

三代目桂春団治の「祝いのし」を聴いてみました。

噺の内容はえげつないのでありますが、淡泊、そして綺麗な話芸です。
濃厚で人間味のある芸とは対極にあります。

ラーメンでいえば、
豚骨や魚介出汁に、背油を振ったり唐辛子を入れたようなラーメンではなく、
丁寧に下処理した鶏ガラと野菜だけで時間をかけてスープを採った、
塩ラーメン、薄口醤油のしょうゆラーメンといったところでしょうか。

六代目笑福亭松鶴五代目桂文枝、昨年3月に亡くなった三代目桂米朝
その三人とともに、上方落語界の四天王と謂われていました。
戦後、衰退していた上方落語を牽引してこられた御一人でした。

「ようこそのお運びで厚く御礼を申しあげます。
 相変わりませず、ばかばかしいおウワサをば一席
 聴いていただきまして失礼をさせていただきます」
・・・「枕」もなく噺が始まりまりました。


人間関係に疲れた身の胃もたれや胸やけには優しい味です。


合掌






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