「東海道四谷怪談」の祟り

2015年12月21日 23:59

東海道四谷怪談

現在、国立劇場で公演中の歌舞伎「通し狂言 東海道四谷怪談
松本幸四郎さんの民谷伊右衛門に、市川染五郎さんのお岩で、
今月26日まで上演されています。

この「東海道四谷怪談」という題名にある「四谷」のことを、
みなさんは、新宿区の四谷だと思っておられませんか?

確かに四谷左門町には、
実在したと謂われるお岩さんが勧請したという「於岩稲荷田宮神社」が在ります。

そこで、
東海道四谷怪談」の「四谷」が新宿区だと思っていらっしゃる方がおられるのですが、
東海道四谷怪談」の台本にある「四谷」は雑司が谷の「四家町」のことです。

現在、雑司が谷に四家町という地名は残っていませんが、その名がついた公園は在ります。
我が家の周辺が、四家町と謂われた場所だったのだそうです。

CIMG9676.jpg

さて、話は変わりますが、
わたしたちが“シュウちゃん”と呼んでいる歌舞伎俳優、
中村米吉さんも、お梅というお役で出演しています。

このお梅というお役は、伊右衛門・お岩夫婦の隣家・伊藤喜兵衛の孫娘で、
喜兵衛は、孫娘が伊右衛門に恋をしているのを知って伊右衛門を婿にと望み
お岩に毒を贈った人なのであります。

なんでも、
“お梅”の役を勤める役者には、お岩が祟るという噂があるようで、
「家が焼ける」とか、「胆嚢炎になる」とか謂われているのだそうです。

しかし、
実在したお岩さんと婿養子になった伊右衛門は仲のよい夫婦だったのだとか。
お岩さんが勧請したという「於岩稲荷田宮神社」は、
商売繁盛、興行成功のご利益があるとされています。

ですから、
東海道四谷怪談」にまつわる祟りはフィクションなのでありますよ。

ということで、きょうは久しぶりに、
我が家の長男もお稽古が早く終わり、次男も帰国中であることから、
中村歌六さん、中村米吉さん親子の小川家と三浦家の食事会を催しました。

シュウちゃんは、
胆嚢炎も気にせず、元気に料理をいっぱい召し上がっていましたよ。


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