弔意

2015年11月16日 23:59

サッカー場で自爆テロを起こしたとみられる容疑者の遺体の近くで、
シリアのパスポートが見つかったという報道があります。

そのパスポートが容疑者のものかどうかは不明だそうですが、
パスポートの“持ち主”は、ギリシャで難民手続きをしていたそうです。

この報道をもって、
シリア難民=偽装難民=テロリストという図式を描くのはいかがなものでしょうか。

むしろ、
“自爆を計画していたテロリストが、自分のパスポートを携帯していた”としたら、
そのことのほうが不自然でしょう。


ところで、
今回のテロ事件の犠牲者に対する哀悼の意を表す意味で、
フェイスブックが、各人のプロフィール写真に、
「パリ市民の安全と平和を願うプロフィール写真を設定しよう」
というキャンペーンを始めました。

その趣旨に賛同したとみられるフェイスブックの“友達”が、
自身のプロフィール写真にフランス国旗の三色旗を重ね合わせています。

しかし・・・、
みなさんが哀悼の意を表すことには共感できるのですが、
わたしは、フランス国旗を重ねることには違和感を覚えます。

弔意を表すのでしたら、黒いリボンとか花のマークとか、
そんなものでもいいのではないかと思うのです。

そして、
テロという点では、フランスに限らず多くの地域で起こり、
日々、多くの人々が犠牲になっているという現実があります。

わたしが、弔意を表したいのは、
そうしたすべての犠牲者たちとそのご家族に対してであって、
最も懸念するのはシリア難民の人々への誤解と偏見です。

シリアからの難民というのは、テロの犠牲者です。
迫害やテロや戦争から逃げてきた人々でしょう?

今回のテロの犠牲になられた人々に黙祷を捧げるとともに、
この世界で起こっているジレンマにできるだけ向き合って、
自分にはなにができるのか、考えてみたいと思っています。


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