「無心」

2015年10月27日 23:20

「無心」

劇団東京フェスティバル公演「無心」を観てきました。

「無心」は、フィクションですが、
沖縄で現実に起きたこと、起こっていることを背景に、
様々なモチーフを繋ぎ合わせるように、
様々な要素をコラージュのように描いています。


こうして、沖縄が芝居で描かれている最中にも、
政府は、米軍普天間飛行場の辺野古移設に関して、
沖縄県知事による「辺野古の埋め立て承認取り消し」は違法だとして、
地方自治法に基づき、「国が知事に代わって埋め立てを承認する」
「代執行」の手続きに着手することを発表しました。

加えて、国土交通大臣は、
沖縄県知事による「埋め立て承認取り消し」の「執行停止」を決めました。

これによって、
沖縄県知事の決定は「一時的に無効」となり、「埋め立て作業が再開」されます。

政府が、代執行に踏み切れば法廷闘争に持ち込まれ、
沖縄県側は、国地方係争処理委員会に不服審査を申し立てるでしょう。

こうして、
話し合いがこう着化した挙句、法廷で国と県が争う事態となるのです。
泥沼と云わざるを得ません。


劇作家は、沖縄の基地問題を取材したときの感想として、
「沖縄は、虐待されている子どものようだ」と述べています。

沖縄が子供っぽいということではなく、
何度裏切られても、親の愛情を求める姿に似ていると感じたからだそうです。

強いかもしれないけれど、暴力的で横暴で理不尽なアメリカという父親と、
子どもの幸せより、父親の機嫌ばかりを気にしている日本という母親、
そして、疎外され虐げられつづけている沖縄という子供。

隣人として、同じ国民として、
74%の米軍基地負担をさせているわたしたちには、なにができるでしょうか?



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