弘法筆を選ばず

2015年10月24日 23:59

お稽古

我が家は、
月に6日~7日、日本舞踊のお稽古場になります。

事情があって、
この夏から暫くの間、姉のお稽古場が我が家に移っています。

これまでのお稽古場に比べたら、極端に狭いのですが、
姉に言わせれば、日本舞踊のお稽古には十分なのだそうです。
もっと狭いところでも、お稽古は出来るとのことでした。

そう云えば、
むかし祖父が造った母のためのお稽古場が、
現在の「雑司が谷寛」という店に在りますが、
我が家の稽古場よりずっと狭い部屋です。

但し、床が鳴るように床下の地中に大きな甕をいくつも埋めてあり、
床板はヒノキが敷いてあり、凝った造りのお稽古場でした。

それにしても、
我が家には、更衣室もなく、たまり場もなく、
御弟子さんたちが気の毒だと思って、恐縮しています。


お稽古日は、土曜日と月曜日です。

その日になると、
我が家には、午後から三味線の音がずっと流れております。

お稽古の一番は、まご娘。
既に5~6曲は、踊ることができます。

むかし、
わたしも演劇科の学生時代に日本舞踊のお稽古をしましたが、
2年間で、「羽根の禿」と「松の緑」の2曲しか習いませんでした。
それも、最後まで振りを教えてもらっていないのでした。

ですから、2年間習ったのに、1曲も踊れないのです。
日本舞踊って難しいもんだなぁ”という印象だけを残しました。

その先生は、面白くて、いい方でしたが若くして亡くなられました。
生きていらしたら、最大流派のお家元になられたかもしれません。


日本舞踊のお稽古は、一対一で行われます。

御弟子さんは、来た順に順番を待ちます。
お稽古は、一人10分から15分程度でしょうか?
長くても30分以上はやりません。

待っている間も、先の御弟子さんのお稽古を見て学びます。

しかし、
御弟子さんは一人10分でも、師匠は一人です。

師匠は、
13時ころから22時ころまで食事も摂らずにお稽古をつけます。


姉は、踊る身体のことを最優先した生活をしています。
そこまでやるのかというほどお稽古をして、
体調やストレスを管理しながらの、ストイックな生活です。

そんな姉にとっては、
お稽古場が少々狭いのどうのは、大したことではないのでしょう。



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