ルーティン

2015年10月14日 22:09

昨日、
ラグビーW杯イングランド大会を戦った日本代表チームが帰国し、
選手たちが会見を開いたり、テレビに出演したりして話題です。


ボールの感触を確かめながら、ボールを2回まわしてセット。
後ろへ3歩下がり、左へ2歩。
下から上へ押し上げるように右手を振り、
祈るように両手を組み合わせた後、8歩で蹴り上げます。

すっかりお馴染みになって、幼稚園児にもマネされるという、
日本代表五郎丸歩選手のルーティンです。

ルーティンと云えば、

イチロー選手のルーティンは、
ネクストバッターズサークルからバッターボックスに入ってから、
静止して構えるまでに17種類のルーティンがあると謂われています。

試合前も、朝食にカレーを食べることは有名ですが、
人一倍長くストレッチすることもルーティンワークの一つなのだそうです。

タイガー・ウッズが、
玉を打つ前に、飛ばす方向を2回見るのもルーティンでしょう。

相撲の力士たちも、
立ち合いまでの所作や塩の撒き方など個性的なルーティンを披露しています。

事ほど左様に、各界に様々なルーティンが存在します。

積み重ねてきた技術を、最高潮で発揮したい。
誰しも思うことは同じでしょう。


では、
歌舞伎役者はどうでしょうか?

聞いた話では、
本番前にストレッチしたり、発声練習をする習慣はないようです。

お一人おひとり違うでしょうが、
何故か身体の準備をしないで舞台に上がる人が多いようです。

或る役者が、出の前に舞台袖で声の調子を整えていたら、
他の役者さんに注意されたという話を聞いたこともあります。

息子が、最近早く楽屋入りしてストレッチをしていると、
周りの人たちが不思議そうな顔をして見ていると聞きました。

それが何故不思議に思うのか、不思議です。

しかし、
身体のこと以外では、楽屋入りの際、楽屋口の神棚に掌を合わるなど、
個人的に様々なルーティンをなさっていることでしょう。

でなければ、日常と舞台との切り替えができませんでしょうし、
ご自身の芸や、お稽古した成果を確実に出すこともできないでしょう。

ましてや、
いま公演中のスーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」など、
目まぐるしい転換と、早変わりと、ダイナミックな舞台効果が次々に展開されます。
大勢の役者が登場しますが、それぞれ持ち役も多く、着替えと化粧だけでも
相当に疲れると思います。

そんな役者たちが、
それぞれ己のルーティンを持たずに舞台を勤めるのは危険です。

「ワンピース」も初日から1週間経ち、
それぞれのルーティンが決まってきた頃でしょうか?


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