あれから10年

2015年10月06日 23:59

秋の甘夏

いまから10年前のきょう、10月6日。

朝、東京を出発して、お昼過ぎには愛知の病院に着きました。
その前日、手術をした妹を見舞うためです。

同じく、
病院に到着した実家の父に、これまでの経緯を説明しました。
静かに聴いていた父でしたが、心中穏やかではなかった筈です。
自身、満身創痍の状態で、複数のガンを抱えている身体でした。

前日の手術は、
午前9時から始まって、昼正午には終わっているはずでした。

それがもし、
正午を過ぎてもつづいていたとしたら、
最悪のことも考えなければいけないと、医師に告げられていた手術でした。

手術の日、
義弟からあるハズの「無事手術が終わりました」の連絡が、
午後になってもないまま夕方を迎えました。

義弟から電話連絡をもらったのは、夜の9時半を過ぎていました。
手術は、午前9時に始まり、夕方6時までかかったのだそうです。
そして、最悪の病魔が相手だと知りました。

しかし、
術後、抗がん剤の治療をつづけ、副作用にも苦しんだようですが、
幸いにして、こうして10年経った現在でも元気に生きていてくれます。
それはまるで、奇跡の出来事のようでありました。


長年、民間の学童保育所を運営してきた妹でしたが、
病気以来、後進に使命を託し、引退をしました。

それでも、
病魔と闘った病院で出逢った難病を患う子どもたちの支援活動に参加し、
子どもたちに向けた図書館での読み聴かせボランティアをつづけ、
地域のご年配の方たちや子どもたちが集うことができる“あつまり処”を開設し、
各被災地への支援活動を使命として、活動しつづけております。

その活動は、学童保育所時代よりも忙しそうであります。

このところ、
ガン闘病を始めた人の話題、亡くなった方の話題が報道されています。

みなさんの周りにも、様々な病気に罹っている人がいることでしょう。

わたし自身のことではなく恐縮ですが、
絶望的な病状から10年経って、元気にその使命を果たせる状態となった、
わたしの妹がいることをもって、少しでも希望をつないでいただきたいと切に思い、
妹の許可もなく経緯をご披露した次第です。

ですから、
診断を受けたときに絶望するのは早い!というお話であります。




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